注意
この記事には、The Last Lodgeのネタバレが多分に含まれています。
自分でプレイする気のある人はプレイしてから見ることを推奨。
ということで今回は、宿屋の店主視点から
中世ファンタジー(っぽい)世界を垣間見る、ちょっと変わったゲームでした。
わしもプレイした時に結構悩んだのだけれども、
「客の顔が覚えきれない」とか「選出基準がよくわからない」
みたいなコメントが付いていたので、
今回は訪問客に重点を置いて解説していこうと思います。
舞台とあらすじ
舞台時代は(たぶん)中世ハイ・ファンタジー世界。
時代は明記されていないものの、
古くは「D&D」、新しくは「ウィッチャー」とか「TES」シリーズみたいな世界です。
神父のおじいちゃんは「Dark Age」と表現していましたが、
現代と違って夜の闇が濃く、その闇に紛れて後ろ暗いことをする輩や、
邪教を信じる連中が横行し、みんなが信心(迷信)深かった時代でもあります。
そんな時代、UDK姉妹は親が遺した宿屋を切り盛りしていたところ、
カルト教団に姉妹を人質に取られて...という形で物語は進行していきます。
カルト教団は姉妹には手を出さない代わりに、
宿泊客の中から「汚れなき魂」(Purest soul)を持つ者を
生贄として差し出すように要求して来るのでした。
宿泊客の評価基準
登場人物について触れる前に、「汚れなき魂」(Purest soul)とは何ぞ?
というところを解説しておきましょう。
生贄に捧げる宿泊客は、その生き様から良・並・悪の3段階で評価されます。
エンディング1での説明によると、悪い評価を受ける人は
「人間の屑」または「この世からいなくなっても惜しまれない存在」とのことです。
つまり悪人だけでなく、流れ者や身寄りのない者などが相当すると推測できます。
カルト教団から良い評価を受ける人についての説明はありませんが、
推測するにその逆、つまり善人に限らず、死を悼んでくれる者が多い人のようです。
何故善人を捧げなければいけないかについてもこれまた説明はないのですが、
儀式を成立させるために生贄の血肉の他、負の感情が必要になるとかだったり、
世情不安を煽ることで感情や生贄を集めやすくしたりするためと思われます。
その情報も踏まえて宿泊客を見ていくと、彼らの裏側が少し見えてきます。
※ちなみに、「Purest」と最上級であることを指しているので、
もしかすると「(宿泊客の中で一番)純粋な魂を持つ者」の意味かもしれません。
まあ、善人が高評価で、悪人が低評価という基準に影響はないのですが。
登場人物解説
一応、名前が判明しているキャラについてはオリジナルの名前を併記します。
UDK家の人達
まりな(Robert)

属性:中立にして善 ~ 中立にして悪(選択肢で変化)
解説:まーずと共に宿屋を切り盛りしてきたUDK家の長女。
裏設定的にはまーずが調理担当で、まりながカウンター担当。
一介の宿屋の店主であり、戦闘能力などはないため、
カルト教団や、ちょくちょく出てくる亡者に対抗する術を持っておらず、
渋々ながらカルト教団の言いなりになっている。
「まりな何もしてなくね?」というコメントもあったのだけれど、
そういう荒事ができるのはいわゆる冒険者連中だからね、しょうがないね。
まーず & 怜(Alys & Emma)

属性:不明
解説:UDK家の次女&四女。
RIくんの体調が悪いということで街の医者まで診せに行ったのだが、
そのままカルト教団に囚われてしまっている。
まーずに抱かれているおくるみがRIくん。たぶん1歳とかそのくらい。
エンディングでのみその姿を見ることができるが、
それ以外では名前しか出てこないので、「誰だっけ...?」となりがち。
AZS姉貴?実家を出て地下アイドル吟遊詩人でもやってるんじゃないすか?
課長(Theobald)

属性:混沌にして中立
解説:UDK家で飼われている猫。実質的な本作のヒロイン枠。
家猫というよりは、わりと放し飼い状態。
どこからともなく小銭を拾ってきたり、
Alfred(丁稚くん)の部屋に忍び込んで帽子を盗んだりと、結構手癖が悪い。
カルト教団の人達
幹部(名前不明)

属性:秩序にして悪
クラス:メイジ/プリースト
解説:カルト教団のリーダー格。特技はダークネス(LV2魔法)。
外見から察するにおそらくリッチ化しているものと思われる。
崇めているのが邪神系の存在(秩序にして悪の権化)のようで、
邪神を顕現させることで世界を破滅に追いやろうとしてはいるものの、
そこに至るまでの計画はしっかりやるし、決めたルールはちゃんと守る奴。
リッチらしく死霊術にも長けているようで、
ちょくちょく出てくる変な奴(亡者)を使役しているのもコイツと思われる。
もしかするとプリースト出身で、邪教を極めた結果がこれなのかもしれない。
Alfred

属性:中立or混沌にして悪
クラス:ファイター
解説:宿の丁稚 兼 教団幹部の従者。
小柄な体格に見合わず、獲物は両手斧(ビアードアックス)。
本人は不満だったようだが、
3年くらい前から宿の丁稚として住み込みで働いていたらしい。
宿の丁稚とカルト幹部の従者という二重の身分を利用して、
まりなが傭兵に接触しようとすると翻意をほのめかしたり、
傭兵を雇えないよう策を弄したりと結構演技派なところがある。
そんな辺りが混沌っぽい。
Silas

属性:中立にして悪
クラス:シーフ
解説:教団メンバーの一人。たぶん偽名。
Alfredの依頼というテイで、祓魔師として宿にやってくる。
大体の人は気づくと思うが、ただの騙りでありそんな力は持っていないため、
銀貨100枚は完全に払い損になる。
出で立ちと腰にナイフ(ダガー)を帯びているあたりから察するに
クラスはシーフあたりではないかと思われる。
BGMなしで踊りが踊れるので、もしかしたら元バードかもしれない。(適当)
暗殺者(名前不明)

属性:中立or混沌にして悪
クラス:アサシン
解説:教団メンバーの一人。獲物は弓矢。
言動は下卑ているが、そこそこ腕は立つようで、
通報を受けて惨殺死体を回収しようとした市警を森の中で仕留めている。
出で立ちから察するに元は狩人のようなので、
闇堕ちしたアーチャー(レンジャー)と言った感じ。
ルール的にはそれほどでもないが、実際に居たら厄介なタイプ。
亡者

属性:なし
解説:教団幹部のリッチが使役していると思われる亡者達。
もしかすると、教団に捧げた宿泊客や、
宿屋周辺で起こっている殺人事件の被害者の成れの果てかもしれない。
まりなを見張り、おかしな動きを見せたら殺すように命令されているようで、
宿のあちこちでその影を見かける他、宿から離れようとすると襲ってくる。
その姿をまじまじと見る機会は少ないが、
チラチラ影を見せることで心理的プレッシャーをかけてきているのかも。
1日目
後日宿泊客として訪れるキャラについては、そちらで解説します。
宿泊客①

属性:真なる中立
教団からの評価:並
解説:酒飲みでヒョロガリのおいちゃん。宿に来た時点でベロベロである。
正直、それ以上にコメントのしようがない人で、
教団からの評価も並なので、マジで酒が好きなだけのおいちゃんなのだろう。
宿泊客②

属性:中立にして悪
教団からの評価:悪
解説:見た目と言動からいかにも嫌な客感を醸し出す人。
プレイヤーの中にはカルト教団に脅されたにも関わらず、
早々にこの人を捧げた人もいるのではないだろうか。
1日目の来客の中では一番感じ悪いので、ある意味判断しやすい。
宿泊客③

属性:中立にして善
教団からの評価:良
解説:宿泊客①と同じくらいヒョロガリの兄ちゃん。
森で誰かにつけられている感じがしたから、と言う理由で宿にやってくるが、
まりなの選択次第ではそのまま生贄にされてしまう。
もしかしたら宿に行かせるために、カルトが亡者を使ったのかも?
バックグラウンドは不明だが、消去法で言えばまあこの人は善人なのかな...
と推測しやすい人でもある。
2日目
元騎士のおいちゃん

属性:秩序にして善 → 中立にして善
クラス:キャバリエ → ファイター
解説:本人の曰く元騎士で傭兵団長。獲物は槍と背中に背負ったカイトシールド。
ゲーム中トップクラスの有能かつ善人。
さすがに、自称元騎士と言うだけのことはある。
元騎士で傭兵団長というあたり、部下を連れて出奔したとかそんな感じの人。
前の主人と反りが合わなくなったか何かで野に下ったのかもしれない。
まりなの選択次第では、カルト教団との戦いで仲間の半分を失い、引退する。
ちなみに銀貨310枚は概ね宿の1ヶ月分くらいの稼ぎ。結構高い。
宿泊客①

属性:真なる中立
クラス:ファイター
教団からの評価:並
解説:出で立ちからおそらく戦士の兄ちゃん。獲物は両手剣。
戦士ではあるが、まりながそれとなく助けを求めても、
「え、そんなん関係ないでしょ」とにべもない。
まあ、よほどの腕でもなければ、
カルト教団を相手に一人で戦うのは無謀だからね、しょうがないね。
宿泊客②

属性:中立にして善
教団からの評価:良
解説:1日目の宿泊客①同様、酒好きのおいちゃん。
「空きっ腹には酒入れて寝るのが一番」と、なかなか攻めた思考をお持ちで、
酒は飲んでも飲まれないタイプ。
教団からの評価は高いあたり、(酒に対して)純粋な人なのかもしれない。
鍛冶見習い

属性:中立にして善
解説:街の鍛冶屋に弟子入りするために、夜を徹して旅をしてきた人。
残念ながら街に入る前にカルト教団の手にかかって死んでしまう。
弟子入りする予定だった鍛冶屋は次の日に登場するが、
わりと善性の高い人なので、彼もきっといい人なのだろう。たぶん。
宿泊客③

属性:中立にして悪
クラス:シーフ
教団からの評価:悪
解説:わりと珍しい一人旅の女性。
他に仲間もおらず、パーティまたは組合から追い出されたようである。
生活に困窮しているのか、親切心につけ込んで飯をたかってくるし、
いつの間にか台所からナイフをくすねているし、
警戒心と他責思考が強いしで、いかにもケチなこそ泥という感じ。
いつの間にかナイフを盗んでいるあたり、手癖は悪いが腕はそれなり。
3日目
宿泊客①

属性:真なる中立?
教団からの評価:悪
解説:1日目に宿を通りかかって、食事だけ取っていった人。
この時、選択肢によっては、修道院に手紙を届ける最中だと教えてくれる。
3日目に仔細を尋ねても、「疲れてるからまた後でね」と教えてくれない。
なぜこの人はカルト教団から低評価を食らうのか不思議なところではあるが、
相手の善悪を問わず仕事は全うするポリシーでも持っているのだろうか。
もしかすると、配達人という職業柄、
身寄りが少ない(=悲しむ人がいない)せいなのかもしれない。
宿泊客②

属性:中立にして善
教団からの評価:良
解説:見た目と発言から察するに、初老くらいの気の良いおばあちゃん。
熱病で旦那を亡くしてしまい、一人で田畑の面倒を見ていたが、
そのせいで背中を痛めてしまったとのこと。
宿泊客③

属性:真なる中立
クラス:ファイター?
教団からの評価:並
解説:たまたま宿に立ち寄った旅人。獲物はよく見えないため不明。
情報を引き出そうとしても、特に追加の情報が得られないあたり、
本当に通りがかっただけの様子。
あるいはポーカーフェイスが得意なのかもしれない。
アナルが弱そう。
4日目
宿泊客①

属性:中立or秩序にして善
教団からの評価:良
解説:3日目にやってきて、行方不明の弟子について聞き込みをしていった鍛冶屋。
3日目に来た時は聞き込みだけして帰っていったが、
4日目の宿泊時に、弟子が森の中で惨殺死体で見つかったことを教えてくれる。
言動はぶっきらぼうで、いかにも昔気質の鍛冶屋と言った感じだが、
弟子(予定)を気遣って街の周囲を探し回ったり、
将来ある若者を失って悲しむ心のある人。その辺も昔気質な感じではある。
市警

属性:秩序にして中立
クラス:ファイター
解説:鍛冶屋の通報を受けて、現場の調査と死体の回収にやってきた市警。
兵士らしく獲物はロングソードとラウンドシールド。
選択肢によってはカルト教団の存在を知らせることができるのだが、
まりながどう行動しようが、結局教団の手の者によって殺されてしまう。
宿泊客②

属性:混沌にして中立
クラス:ファイター?
教団からの評価:並
解説:外国からやってきた旅人。カタコトで話す。
氏素性は不明だが、5日目にやってくる同郷と思われる人から追われている様子。
もしかしたら身分を捨てて逃げてきたやんごとなきお方か、
あるいは脱走兵か何かなのかもしれない。
Sliasおじさんの謎ダンスを見ても表情一つ動かさない、空気の読める人。
もしかしたら単にこの地方特有の風習とでも思っているのかも。
宿泊客③

属性:混沌にして中立
クラス:バード
教団からの評価:悪
解説:生活に困っている野良バード。
選択肢によっては、女公爵(Duchess)のお抱えバードだったが、
同業者にその座を奪われて困窮していることを教えてくれる。
別に悪い人ではないようだが、歌で飯代をちょろまかそうとしたり、
屋敷を追われて誰も気にする人がいなかったりという点が
教団から見たらマイナス評価になるのだろうか。
5日目
5日目の後はエンディングになるため、
次の日に貰える報酬から宿泊客の評価を確認することができません。
そもそも5日目の選択がエンディングに関与しているのか、これもうわかんねぇなぁ。
宿泊客①

属性:秩序にして善
解説:4日目にやってきて、行方不明の司祭について聞き込みをしていった神父。
5日目の宿泊時に、司祭が森の中で惨殺死体で見つかったことを教えてくれる。
そう言っては何だが、ほとんど鍛冶屋と同じ流れ。
Sliasおじさんと違って、こちらはほんまもんの神父(カトリック)である。
宿泊客②

属性:混沌にして中立
クラス:シャドウダンサー?
解説:入ってくるなり明かりが消えてしまうので、若干身構える人。
とは言え別段まりなに危害を加える気はなく、一泊したかっただけの様子。
本人の曰く、4日目に来た宿泊客②の友人とのことだが、
それにしてはお互い待ち合わせをしている風でもないし、
何かの異能持ちのようにも見えるし、普通の旅人にしては裏を感じさせる人。
宿泊客③

属性:中立or秩序にして善
解説:巡礼者のおじさん。巡礼の旅に出て1年くらいになるらしい。
この辺りの神殿が妙にひっそりしていたという話をし、
いかにもやべーことが起っていそうな事を示唆してくれる。
巡礼者にしては妙に払いが良いのが不思議ポイント。
エンディングについて
どのエンディングになるかは、主人公のモラル値が関係しています。
モラル値は選択肢でも微妙に増減するという情報もありますが、
何周かした限りでは、生贄に捧げた客によって決まるものと考えて良いようです。
なお、主人公が焼かれるエンディングがあったという理由で実況を始めたもよう。
こいついつもそればっかり考えてんな。
じゃあ、俺は次のU虐ゲーを探しに、行くから...











































